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造影検査を受けられる方へ

造影剤とは?

造影剤とは、体の異常をわかりやすくするお薬で、おもに腕の静脈から注入します。病気の中には造影剤を使用しないと見つけることのできない病気がたくさんあります。

造影剤は体に害はない?

ほとんどの人は異常なく検査が終わりますが、稀に下記のような副作用が検査中もしくは検査後に生じる方がいます。
○軽い副作用
 吐き気、嘔吐、頭痛、めまい、発疹、かゆみ、発熱、せき など
○重い副作用
 重い不整脈、ショック、けいれん、腎不全、意識消失 など
○血管外漏出
 稀に造影剤が血管外に漏れ、痛みや腫れが生じ検査ができない場合もあります。

遅発性副作用について

造影剤を用いた検査を受けられた方の中で、検査終了後1時間程度から数日後に、遅れて上記症状の造影剤副作用が見られる場合があります。もし造影剤検査を受けられ遅発性副作用と思われる症状がありましたら、病院までお問い合わせ下さい。

どんな人に副作用が起こりやすい?

次のような既往歴がある方は、造影剤副作用が比較的起こる頻度が高いので、必ず検査の前に担当者に申し出てください。
①今までに造影剤による副作用を起こしたことのある方
②喘息などアレルギー性疾患をお持ちの方(アレルギー体質の方)
③心臓の病気、腎臓の病気、糖尿病、甲状腺の病気をお持ちの方

造影剤の副作用は防ぐことはできない?

造影剤による副作用発生をあらかじめ予知する事はできません。
ただ、検査前に水分を多めに摂ると副作用の発生頻度が少なくなると言われています(検査によっては水分を摂れない場合があります。担当者にご確認ください)。
※造影検査をお受けになる場合には、検査説明に納得された上で検査同意書の記入をお願いしています。

糖尿病薬の休薬が必要

ヨード系造影剤(造影CT検査)使用前後の糖尿病薬の一部(ビグアナイド剤)に休薬が必要になります。 期間は造影検査前後3日間です。
但し、造影後の腎機能回復に不安がある場合には医師の判断で再開時期を検討致します

検査前の食事について

造影剤を使った検査の場合、検査前の一食は摂らないようお願いします。検査部位によっては飲水も不可の場合がありますので、ご了承ください。
※ 検査により内容が異なりますので、詳しくはスタッフにおたずねください。

検査後の注意事項

帰宅後は入浴や食事、運動などの日常生活は普段どおりでかまいませんが、以下の点に注意してください。
①検査終了後、造影剤を早く体から出すために、水分を多めに飲んで下さい。アルコール以外であれば何でもかまいません。
②帰宅後、皮膚のかゆみや発疹がでたり、気分が悪くなった場合には、夜間でもすぐに病院までご連絡又は来院してください。

<問い合わせ先窓口>
済生会泉尾病院 (代表)06-65521-0091
月曜~金曜 8:30~17:00 各科外来
夜間及び土日祭日 救急外来

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