診療科・部門紹介

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腎臓内科

診療担当・日時

 
午前1診

森田

(予約制)

向井

(予約制)

(予約制)

交代制

(予約制)

2診

腹膜透析外来

(予約制)

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午後1診

森田

(予約制)

向井

(予約制)

(予約制)

交代制

(予約制)

2診

 腹膜透析外来

(予約制)

スタッフ紹介

森田 龍頼 部長

[学位等]
  • 日本内科学会認定医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本透析学会専門医
  • 日本腎臓学会専門医・指導医
[専門分野]
  • 腎臓病、透析

向井 耕平 副医長

[学位等]
  • 日本専門医機構認定内科専門医

大石 絵美子 医員

[学位等]
  • 日本専門医機構認定内科専門医

森 泰清 非常勤医師

[学位等]
  • 医学博士
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本腎臓学会専門医・指導医・評議員
  • 日本透析医学会専門医・指導医
  • 日本高血圧学会専門医・指導医・評議員
  • JMECC インストラクター
  • 日本救急医学会 ICLS インストラクター
  • 日本心血管内分泌代謝学会 評議員
  • 日本内科学会近畿地方会評議員
  • 公認心理師
  • 上級臨床倫理認定士
[専門分野]
  • 腎臓病全般・透析医療・高血圧

山本 紗優 内科専攻医

上杉 将功 内科専攻医

爲定 賢一郎 内科専攻医

坂井 優 非常勤医師

診療内容

<特色>
現在,世界各国で様々な原因による慢性の腎疾患が年々増加しています.日本も例外ではありません.このような背景の中で,2013年夏から当院に腎臓内科が開設されました.外来日程は担当表を参照ください.お急ぎの場合の初診,予約外の診療は可能な限り,随時受け付けます.

腎疾患の多くは症状が出にくいので,知らず知らずの間に患者さんの体を蝕んでいきます.また腎疾患と切っても切れない関係にある高血圧症も増加しています.そこで, 最近では「慢性腎臓病:Chronic Kidney Disease(CKD)」と呼び名をつけて,腎疾患の早期発見・早期治療に努め,病気の進行を食い止めようとする医療の取り組みが展開されています.私たちも,この地域の腎疾患でお困りの方に腎臓内科医としての医療を提供していきます.

また,腎臓病の治療の多くは残念ながら長期間にわたりますので,かかりつけの先生方とも連携していく必要性が自ずと出てきます.当科にも定期的な通院が必要な場合は、当院で作成した「CKD地域連携パス」を活用するなど、患者さんが安心していつでもかかりつけの先生方のもとにも通院できるように配慮していきます.

<対象疾患>
腎臓病全般(腎炎・ネフローゼから慢性腎臓病まで),高血圧症,電解質異常など幅広く診療を行います.

腎炎・ネフローゼ症候群:診察の上,まずは原因の把握を試みます.正確な診断をするために,可能な限り,腎生検を施行し,適切な治療法の選択と実施します.特に健康診断などで尿異常のみを指摘されたような早期の腎炎では,時期を逸せずに治療を受けることができれば治る可能性も高いので,早期の検査・治療をお勧めします.

慢性腎臓病:いろいろな事情で慢性腎不全状態に陥ってしまった患者さんでも,進行を少しでも食い止めるための方法をあきらめずに探すことはとても大切です.なぜなら,腎障害の進行は腎臓病に留まらずに脳卒中や狭心症/心筋梗塞などの他の心血管病も招きやすくしてしまうからです.腎障害の進行には血圧が高いことと尿蛋白が多いことが2大原因となります.これらをコントロールするための薬物療法の工夫や食事療法をうまく活用できるように患者さん個々に応じた治療を医療スタッフ全体で考えていきます.近い将来に腎代替療法(透析あるいは先行的腎移植)が必要と思われる患者さんに対しては,透析療法の種類と内容に関して十分に説明し,個々の生活プランも考えた上での安全な透析療法を受けられるように計画導入を目指し,当院の透析センターのスタッフと連携します.先行的腎移植術を希望される場合には連携施設を紹介いたします.

高血圧症:血圧が高いことを指摘された場合,最初に二次性高血圧症(ホルモン分泌や腎臓の血管の異常等が原因で血圧があがっている状態)の鑑別が大切です。また,血圧日内変動測定や家庭血圧測定をとりいれて個々人の血圧の動きを正確に評価して,治療計画を立てます.単に血圧を下げるだけでなく,高血圧の臓器障害(慢性腎臓病・狭心症/心筋梗塞・脳卒中)を予防することを最終の目的として,関連各科とも連携して治療を行っていきます.

電解質異常:人の体内の電解質(ミネラル)バランスは,正常時はとても精巧に調整されています.腎臓が主となって,その調節をしているのですが,このバランスが一旦崩れるとさまざまな症状を呈してきます.症状が多彩なために他の疾患と混同されることも少なくありません.ここでも早期に正確な診断と治療が求められます.