夏のお弁当を安...
何気なく飲んでいるお薬。でも、飲み方や保管方法を間違えると、効果が薄れたり、副作用が出たりすることがあります。正しい知識を身につけて、安全にお薬を使いましょう。
次の5つについて、○か×を答えてください。
すべて ×(バツ)!
5問正解 :お薬マスター!
3〜4問正解:あとちょっと!
0〜2問正解:今が見直しのチャンス!
お薬は、コップ1杯の水(約180〜200ml)で飲みましょう。
30℃以下で保存しましょう。凍結する場所はNG。
※一部、冷蔵庫での保管が必要な薬(例:インスリンなど)もあります。
遮光や防湿など、その薬に応じた加工包装をしていることがあります。パッケージから出したり、別の容器に入れ替えたりしないでください。実は、上の写真のようにパッケージから出した状態も、好ましくない保管方法なのです。
お薬には、それぞれ決まった服用タイミングがあります。医師や薬剤師の指示に従い、用法・用量を守りましょう。
タイミング | 意味 |
---|---|
起床時 | 目覚めてすぐ(食事より前) |
食前 | 食事の30分~1時間前 |
食後 | 食後30分以内 |
食間 | 食後2時間程度(食事と食事の間) |
就寝前 | 寝る30分~1時間前 |
頓服 | 症状が出たとき |
薬を飲むときは、体をしっかり起こし、あごを軽く引きましょう。寝たままの状態やあごが上がった姿勢では、薬が喉につかえたり、誤って気管に入るリスクが高まります。
薬を飲む前に少量の水で口の中を湿らせましょう。乾燥していると薬が喉にくっつきやすくなります。特に高齢の方は唾液の分泌が少なく、若い人の7分の1ほどになるとも言われており、乾燥しやすい傾向があります。水を飲むのがつらい方は、濡らしたガーゼで口の中を湿らせる方法もあります。
薬をゼリーで包むことで、喉をスムーズに通りやすくなります。プリンやゼリーなど一般の食品を使うのも一つの方法ですが、薬との相性によっては効果が変わってしまうこともあるため、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
オブラートは水に溶けるとゼリー状になり、薬の飲み込みを助けます。薬を包んだ後はそのまま噛まずに水で流し込みましょう。オブラートはそのままだと喉に張りつきやすいため、水にさっとくぐらせてから飲むのもおすすめです。ただし、水に浸しすぎると溶けてしまうので注意が必要です。
お薬の効果を最大限に引き出すためには、
この3つを守ることがとても大切です。
飲み忘れが多い、管理が難しいと感じたら、医師や薬剤師に遠慮なく相談してください。
身近な存在だからこそ、改めて正しい使い方を見直してみませんか?
安心・安全な服薬で、健康な毎日をサポートしましょう。