夏のお弁当を安全に!食中毒を防ぐ11のポイント

夏のお弁当を安全に!食中毒を防ぐ11のポイント

夏のお弁当を安全に!食中毒を防ぐ11のポイント

気温や湿度が高くなる6〜9月は、食中毒が特に起こりやすい季節です。

なかでもお弁当は、調理から食べるまで時間が空くため、菌の繁殖リスクが高くなります。ですが、ちょっとした工夫で食中毒はしっかり予防できます。

ご家族やご自身の健康を守るために、基本の対策をしっかり押さえておきましょう。

お弁当を作る前に気をつけたい衛生対策

  •  手洗い・消毒は念入りに

調理前の手洗いは、最も基本であり重要な食中毒予防。指輪や時計は外し、指の間や爪の間までしっかり洗いましょう。

  • 傷がある手には手袋を

傷口から雑菌が入り込むリスクがあります。絆創膏の上から食品用手袋を装着するのが安心です。

調理中にやっておきたい食中毒予防

  •  野菜・果物はしっかり洗う

トマトやいちごはヘタをとって洗いましょう

  •  肉・魚・卵はしっかり加熱

中心部まで火が通るように加熱しましょう。生で食べられるハムや、卵焼きもしっかり中まで加熱を。フライは切って確認するのがベター。

    • おにぎりはラップで握る

    清潔なラップや手袋を使い、直接手で触れないようにしましょう。

    • 調理器具の使い回しに注意

    お弁当を詰めるときの注意点と工夫

    •  水分を減らす

    野菜や果物は水気をよく切りましょう。

    •  熱いまま詰めない

    詰める前に、常温程度まで冷ましてから容器に入れましょう。

      夏のお弁当の正しい保管と持ち運び

      •  保冷グッズを活用する

      保冷剤、保冷バッグ、お弁当用保冷シートなどを組み合わせて使いましょう。凍らせたゼリーなどを保冷剤代わりにする方法も。

      • なるべく早く食べる

      作ってから食べるまでの時間が短いほど安全です。

      •  殺菌効果のある食材を活用

      梅干しや酢の物など、抗菌効果のある食材をお弁当に取り入れるのもひと工夫。梅干しの殺菌効果は接している部分に限られることに注意。

      Q&A:よくある質問

      Q. お弁当は冷蔵庫に入れれば安心?

      A. 食べる直前まで冷蔵保管できるなら安心ですが、外出時は保冷グッズの活用が必須です。

      Q. 殺菌シートだけで大丈夫?

      A. 殺菌シートはあくまで補助です。基本の加熱・冷却・清潔があってこそ効果があります。

      食中毒予防の3原則を守りましょう

      食中毒予防の基本は「つけない」「ふやさない」「やっつける」。

      • 調理前・調理中の衛生管理で菌をつけない
      • 水分・温度管理で菌をふやさない
      • 十分な加熱で菌をやっつける

      少しの手間が、大きな安心につながります。 この夏も、安全でおいしいお弁当作りを楽しみましょう。

      ▼保存版!お弁当を作る際のポイント

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