腎臓にやさしい夏の食事療法

腎臓にやさしい夏の食事療法

腎臓にやさしい夏の食事療法

温度や量、薬味と出汁が決め手!

暑い夏は、食欲が落ちたり、冷たい麺類だけで食事を済ませてしまいがちです。しかしそのような食事が続くと、栄養バランスが偏るだけでなく、塩分のとりすぎや体力低下につながることがあります。特に腎臓のご病気がある方は、日々の食事管理が体調に大きく影響します。今回は、夏でも無理なく続けられる「腎臓にやさしい食事」のポイントをご紹介します。

POINT①食欲がない時の工夫

夏バテの時期は、「量を食べる」よりも「食べ方を工夫する」ことが大切です。

  • 冷たくして食べる(そうめん、冷やし茶碗蒸しなど)
  • 酸味を取り入れる(酢、レモンなどでさっぱり)
  • 1回量を減らし、回数を分けて食べる
    また、のどごしの良い麺類は食べやすい反面、炭水化物中心になりやすいため、たんぱく質(卵・鶏肉・豆腐など)を一品加えることを意識しましょう。

POINT②そうめん うどんの”落とし穴”

夏の定番であるそうめんやうどんは、手軽で食べやすい一方で、つゆに多くの塩分が含まれている点に注意が必要です。例えば、めんつゆをそのまま使うと、知らないうちに1日の目安量を超えてしまうこともあります。

  • つゆは「つける」程度にする(飲まない)
  • だしを効かせて調味料を減らす
  • 薬味(大葉・みょうが・しょうが)や七味等の香辛料で風味をプラス
    「味が薄い=物足りない」ではなく、香りや風味で満足度を高める工夫が大切です。

POINT③減塩のコツは”だし”と”香り”

腎臓を守るためには、日々の減塩が欠かせません。

  • かつおや昆布のだしをしっかりとる
  • 香味野菜やスパイスを活用する
  • 加工食品を控える
    といった方法です。特に加工食品(ハム・漬物・練り物・インスタント食品など)は塩分が多く含まれるため、頻度や量を意識しましょう。

POINT④水分とのバランスも大切

夏は水分補給が重要ですが、腎臓や心臓のご病気で水分制限がある方は、「飲みすぎ」も体への負担になることがあります。

  • 医師から指示された水分量を守る
  • 一度に大量に飲まず、こまめに分ける
    など、体調に合わせた調整が必要です。

管理栄養士からのメッセージ

夏の食事は「無理なく続けられること」が何より大切です。
・食べやすさを工夫する・塩分を意識する
・栄養バランスを整える・こまめな水分補給
これらを意識することで、暑い季節でも体調を維持しやすくなります。 

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