｢第20回関西がんチーム医療研究会｣のご案内・演題募集

 第20回関西がんチーム医療研究会　当番世話人
大阪府済生会泉尾病院　副院長（外科･消化器外科）
山道啓吾

このたび、第20回関西がんチーム医療研究会を2017年3月4日(土)に大阪科学技術センター(うつぼ公園)で開催させていただくことになりました。関西がんチーム医療研究会は2007年9月に｢がんチーム医療｣に関する多職種による研究会が日本で初めての試みとして開催されてから早くも10年目を迎え、今回の開催は20回を数えることになりました。現在では全国で同様の研究会が発足し、多くの学会でもテーマとして取り上げられるようになりましたが、本研究会が｢がんチーム医療研究｣を常にリードし、先頭を走っていると思います。これまで、多くの施設から最新のがんチーム医療の取り組みについてご発表をいただき、医療スタッフの協働･連携を通じたチーム医療の推進に大きく貢献してきました。今回も引き続き、がんチーム医療の推進に貢献できる実りある研究会を開催したいと考えております。今回の主題は「がんの地域連携　～地域で支えるがん医療～」といたしました。地域でがん患者を支えるためには在宅医療の推進などこれまで以上の病病連携や病診連携の協力体制の構築が必要とされています。各施設から多くの地域医療や地域連携に関する新しい取り組みをご発表いただければ幸甚です。もちろん、これまで同様、今回の主題にとらわれず、チーム医療に関する一般演題を広く募集いたします。一題でも多くの演題をお寄せいただけますようお願い申し上げます。

なお、主題シンポジウムとして｢がん地域連携の取り組み｣を企画し、がんの地域連携について様々な職種から新しい取り組みについて討議していただく予定です。また、企画シンポジウムとして「がん地域連携パスの検証と今後」を予定し、公募しております。各施設での運用の工夫や取り組みを紹介するとともに今後の方向性について討議していただきたいと思います。さらにランチョンセミナーや企業展示などもこれまでどおり開催する予定ですが、新しい試みとして企業展示でスタンプラリーを企画しております。

多くの皆様にご参加いただき、良い議論がたくさんできることを楽しみにしております。どうぞご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
演題募集要項