2年前の四月、この病院に初めて研修医として出勤したときには、2年という年月をとても長く感じましたが、こうして研修の終わりが近づいてみると、本当にあっという間でした。
先に研修された先生方がみんなこれまでおっしゃっていることですが、国家試験に合格した直後の私たちは、医学的知識を持っているとはいえ、実際にどのように問診し、診察すればいいのかをほとんど知らない状態です。また、実際に治療や検査を行う上で、どうやって薬剤や検査をオーダーするのか、オーダーしたらどのようにコメディカルの方々が動いていただけるのか、そういった、業務の実際を全く知らない状態でした。
このような、知らないことだらけの状態で研修を開始し、本当にたくさんの先生方やコメディカルのみなさん、そして、何より患者のみなさんにご迷惑をおかけしてきたことだろうと思います。しかし、ほかならぬ、私がご迷惑をおかけしたみなさんすべてが、私たち研修医を長い目で見ていただいたおかげで、2年間の研修医生活を歩むことができたと思っています。
私も、今年四月より総合内科の一員として引き続き、この病院で診療させていただくこととなりました。この二年間で教えていただいたことを忘れず、そして、みなさんへの感謝を忘れることなく、仕事をしていきたいと思っています。そして、いつまでも、この病院の門を最初にくぐった時のことを忘れることなく、研修が終わったから、と油断することなく、知識や手技の向上に努めて、患者のみなさんや、これからこの病院に来ていただく後進の研修医の先生方に還元できれば、と決意を新たにしようと思います。
2年間、本当にありがとうございました